私の尊敬する人物は、甲斐の武田 信玄です。信玄公は、赤備えの騎馬軍団や孫子の兵法（風林火山）等で他国に大変怖れられていましたが、外交政策・国内政策ともに、優れた施策を展開していました。甲州御法度・治水工事・甲州街道・甲州金発掘・甲陽軍艦など、その業績は江戸時代に徳川家が基本とするほどでした。こうした信玄公の善政は、甲斐の国に繁栄をもたらし、現在でも信玄公の末裔とその24将の末裔の定期的な集いがある事でも、その絆の深さがご理解頂けると思います。前記の信玄公の言葉は大変有名で信玄公の考えをよく表しています。信玄は生涯、自身の城を築かず、平屋の館で過ごしました。戦国時代に、城を持っていない戦国武将など考えられない事ではないでしょうか。信長・秀吉が威容を高める為に荘厳な城を築いていた時代です。それは、部下を信頼し、時には厳格で、部下思いだった信玄だからこそ、城を持たずとも、信頼する部下が城にもなり、石垣にもなり、堀にもなるという素晴らしい国が出来たのだと考えています。

私も信玄公の造った甲斐の国のように、株式会社サイバーミッションズを人と人の繋がりを大切にし、素晴らしい原動力を生み出すような強い組織を造りたいと考えています。まだまだ小さい会社ですが、面接に来て下さった皆さんにご賛同頂き、是非、共にお仕事が出来ます事を楽しみにしております。